児童家庭福祉のポイントと学習のアドバイス

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児童家庭福祉のポイントと学習のアドバイス

平成25年の保育士試験から、児童福祉は児童家庭福祉へと名称が変更されました。児童家庭福祉は、児童福祉法が基本になっており、出題もそれに関するものが非常に多いです。児童福祉法改正以降の児童福祉制度・施策に関するプロセスを理解して整理しておくことがたいせつです。

 

これまでは、障害児や母子家庭などを中心にさまざまな施策が実行されてきましたが、近年では急速な少子化が問題になっています。子どもを産んで育てやすい環境を整えるために、多くの子育て支援策が打ち出されているので、どのような内容なのかをしっかり把握しておきましょう。

 

ほかには、児童虐待の相談件数の急増や、いじめの陰湿化なども社会問題となっています。児童福祉の大きな課題となっているので、どのような対応がとられているのかを確認しておきましょう。

 

出題傾向は、先程述べたように児童福祉法をはじめ、児童の権利に関する条約、歴史上の人物とその業績、児童福祉施設の定義や目的・機能・最低基準等は毎年必ず出題されています。十分に内容を理解していないと解けない問題が多いので、要点を整理しておきましょう。

 

児童家庭福祉の学習のポイント

  • 児童福祉法の問題は毎年出題が多く、範囲も広いので学習時間を多めにとる
  • 児童福祉法改正以降の、児童福祉法制度・施策に関して整理しておく
  • 障害者自立支援法や発達障害者支援法など、児童福祉関連法制度についても理解が必要

 

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児童家庭福祉の問題例

【例題1】

 

次の文のうち、「児童の権利に関する条約」の条文に含まれていない内容の記述を一つ選びなさい。

 

  1. 児童の休息、余暇、遊び、レクリエーション活動に関する権利
  2. 児童が出生のときから氏名を有する権利
  3. 父母が児童をその親権に服させる権利
  4. 児童が意見を表明する権利
  5. 父母の児童養育及び発達についての第一義的責任

 

正解 3

 

【例題2】

 

次の文は、母子保護にかかわる「児童福祉法」第23条第1項の一部である。( A )・( B )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

 

都道府県等は、それぞれの設置する( A )の所管区域内における保護者が、配偶者のない女子又はこれに準ずる事情にある女子であって、その者の監護すべき児童の福祉に欠けるところがある場合において、その保護者から申し込みがあったときは、その保護者及び児童を( B )において保護しなければならない。

 

  1. 福祉事務所  母子寮
  2. 福祉事務所  母子生活支援施設
  3. 福祉事務所  婦人保護施設
  4. 児童相談所  母子生活支援施設
  5. 児童相談所  婦人保護施設

 

正解 2

 

【例題3】

 

次の文は、放課後児童健全育成事業についての記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

 

  1. 小学校に就学しているおおむね10歳未満の児童を対象としている。
  2. 全国的にみると、児童館の他、学校の空き教室等の施設を利用して行われることが多い。
  3. 児童に適切な遊びと生活の場を与えて、健全な育成を図ることを目的としている。
  4. 保育所の「待機児童問題」と同様に、特に都市部においては、現在「利用したいのに利用できない」という状況がある。
  5. 父母が就労等により昼間家庭にいない児童だけに限らず、広くすべての児童を対象としている。

 

正解 5

 

【例題4】

 

次の文は、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」に基づく育児休業制度についての記述である。正しいものを一つ選びなさい。

 

  1. 育児休業とは、子が2歳に達するまでの間に取得することができる連続した休業である。
  2. 配偶者が専業主婦(夫)の場合、育児休業を取得することは認められていない。
  3. 育児休業取得中は、休業前の賃金の全額が育児休業基本給付金として支給される。
  4. 法の中で、「短時間勤務制度」や「所定外労働の制限」についての規定が設けられている。
  5. 小学校就学後であっても、子どもの看護休暇を取得できる。

 

正解 4