教育原理のポイントと学習のアドバイス

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教育原理のポイントと学習のアドバイス

教育原理は、教育の基礎的な理論を学ぶ教科で、教育に関する視野を広げるために必要な科目です。近年では、保育ニーズが多様化しているので、教育原理をしっかり学んでおくことは重要です。とくに幼保一元化認定こども園の登場などで、子どもを育てる環境は大きく変化しています。

 

また、家庭や地域の教育力の低下や、いじめ・不登校・引きこもりなどさまざまな問題も抱えており、保育園をはじめ、幼稚園、小学校などの子どもの成長に関連する施設との連携が欠かせない状況となっています。試験内容が定期的に見直されているのは、こうした社会の変化に対応している取り組みの一環です。

 

気になる出題傾向ですが、過去問を見ると、出題頻度が高いのが教育史です。近代教育の父と呼ばれるコメニウスをはじめ、オーエンやロックなどの人名・理論・著書は覚えておきましょう。
また、小学校学習指導要領幼稚園教育要領にも簡単に目を通しておくことをおすすめします。文部科学省のホームページなどから閲覧できるので、試験に関係しそうな情報は集めておきましょう。

 

教育原理の学習のポイント

  • 教育史の出題頻度が高いので必ずチェックしておく
  • 教育基本法、学校基本法は新旧を比較しながら改正点を確認しよう
  • 小学校学習指導要領、幼稚園教育要領にも目を通して理解を深めておく

 

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教育原理の問題例

【例題1】

 

次の文は、プロジェクト・メソッドについての説明である。不適切な記述を一つ選びなさい。

 

  1. プロジェクト・メソッドは、デューイの後継者の一人であったキルパトリックによって提唱されたもので、問題解決学習の一種と考えられる。
  2. プロジェクトとは、「社会的環境の中で行われる全精神を打ち込んだ目的をもった活動」と定義されるものである。
  3. プロジェクト・メソッドでは、生徒の学習が生徒自身の自発的な活動として展開されることに力点がおかれる。
  4. プロジェクト・メソッドでは、目標の設定→計画の立案→実践→反省・評価、という一連の学習活動を生徒自身が行うことになる。
  5. プロジェクト・メソッドは、学習内容を系統化し、学習者が各ステップを踏みながら、確実に目標に到達できるように計画された教授学習の方法である。

 

正解 5

 

【例題2】

 

次の文は、アメリカ合衆国の教育制度に関する記述である。( )にあてはまる語句として、最も適切なものを一つ選びなさい。

 

( )とは、アメリカにおいて、経済的・文化的に恵まれない貧困家庭の子どもに対し、教育、医療、栄養および社会的サービス等を含む総合的援助を提供する連邦政府の事業である。貧困家庭の子どもたちが小学校に入学したとき、通常の家庭の子どもたちと同一の学習準備段階に立てるように、あらかじめ文化的格差を解消しておくことを目的とする。そのため、貧困家庭の子どもたちに、特別の就学前教育を提供する。1965年から始まり、さまざまな形態をとりながら今日まで継続している。テレビ番組「セサミストリート」も、この事業において開発、制作されたものである。

 

  1. ヘッド・スタート計画
  2. ドルトン・プラン
  3. ウィネトカ・プラン
  4. チャーター・スクール
  5. 統一学校運動

 

正解 1

 

【例題3】

 

次の文のうち、「幼稚園教育要領」第1章「総則」の一部として不適切な記述を一つ選びなさい。

 

  1. 幼児は安定した情緒の下で自己を十分に発揮することにより発達に必要な体験を得ていくものであることを考慮して、幼児の主体的な活動を促し、幼児期にふさわしい生活が展開されるようにすること。
  2. 教師は、幼児の主体的な活動が確保されるよう幼児一人一人の行動の理解と予想に基づき、計画的に環境を構成しなければならない。
  3. 自我が芽生え、他者の存在を意識し、自己を抑制しようとする気持ちが生まれる幼児期の発達の特性を踏まえ、入園から修了に至るまでの長期的な視野をもって充実した生活が展開できるように配慮しなければならないこと。
  4. 幼稚園の1日の教育課程に係る教育時間は、8時間を標準とすること。ただし、幼児の心身の発達の程度や季節などに適切に考慮すること。
  5. 幼稚園の目的の達成に資するため、幼児の生活全体が豊かなものとなるよう家庭や地域における幼児期の教育の支援に努めること。

 

正解 4